sepia clover

耐え切れなくなってきたので吐き出したい
3日前の夜
建築仲間の男友達から電話がかかってきた
前の電話で「結婚するわ」って言ってたからてっきり日取りの報告だと思ってた
とりあえず出てみた
相手は残業で仕事中
とりあえず「電話する時間がありゃ、はよ終わらせーや」と普段の会話
でもなんか様子がおかしい
「どしたのよ」問いかけると、「10月に飲み会するでー」とお誘い
それだけか？と思いながら「29、30以外ならあいとるでー」と答える
「他の奴の日程はどうなんじゃろうな」って初めはテンション低いながらも会話になってたんだけどやがて、しばし沈黙。。。

沈黙の後の1言目
「俺、結婚ダメになった。。。」
「。。。はぃ？」
ビックリですよ。
今どうしたらええか正直よく分からんと
悪いが聞いた私もどう答えたらええか分からん
でもこの気持ちが1番理解出来るのは自分だと思った
私が婚約破棄経験者だから
だから私に電話をかけてきたんだと思った

とりあえずどうしてなのか事情を聞いた
お互いが長男、長女で跡取りでもめたこと
自分が片親なことをよく思われていないこと
勝手に相手の親が決めた期限で結婚しなければならないこと
家族の付き合い方の違いを相手の父親に激怒されたこと
自分の考えを全く聞き入れてもらえないこと
ようするに父親の障害さえなければ纏まっていたこと
でもまだ相手の言は好きなこと
聞いてるうちにこっちが泣けてきた

「こうすればいいとか私は言えない。でも相手のことが好きなんだったら納得するまでアタックするべきだと思う。そうじゃないと死ぬほど後悔する、私がそうだったから。」と答えた。
実際こうなったときは、どんな慰めも説教も要らないと思ったから
正直周りに何を言われても、聞き入れられる状態じゃないんだよ
「でも」とか「だけど」とかいい訳しかでてこなくなるから
友達は連絡を取るのをためらっていたけど、共通の友達を通じて話してみると言った。
どっちに傾いてもケジメをつけるべきだと思う
あやふやに終わると前には進めない

このことで自分の中にも変化が出てきた
今の私はどうなんだと
正直、話を聞いている途中今まで忘れかけてた過去の出来事が全部甦った
痛かった
辛かった
布団の中でずっと泣いた
綺麗に言えばあの頃の私は、コレが精一杯の答えだった
でもよく考えれば自己中だった
解決策は何かあったかもしれない
逃げたかっただけかもしれない
幸せ絶頂からの転落は3年どころじゃ消えないことが身にしみて分かる

元婚約者が好きなわけではない
むしろこの世界から消えてほしいと思う
そのぐらい最低なことをされたから
でも時々夢に出てくる

どうせ今の幸せは続かない
相手に依存すれんばするほどその気持ちは強くなる
どんなにスキって言われても、どんなに抱きしめられても不安で不安で仕方が無い
なんかもうグダグダになってきたけど、とりあえずわけが分からんくなって泣いてしまう
過去を思い出してから彼氏に近づくのが怖くなった



今のままで私はいいんだろうか。。。